2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
中学から高校にかけて、このアルバムを一体何回聴いたことやら。 曲もアレンジもサウンドも、すべてが独特にデタラメで、すべてがワンパターンなのに、なぜこんなにも古くならないのか。 死後のリリース数の多さでは、ジミ・ヘンかマーク・ボランかというく…
今ならジャズもメソッドが完全に確立していて、ネットでも本でも教室でも、ちょっと楽器のできる人がその気になれば、効率的に理論や演奏法を勉強することができる。 誰にでもできる、とまでは言わないけれども、それほど図抜けた才能がなくても、やる気を出…
前回のつづき。 アダム&ジ・アンツは一気に大ブレイクして、結局あのジャングルビートのパターンから抜け出せないままに短期間で解散してしまったので、一発屋的なイメージが強いけれども、実はその後のアダム・アントのソロにも佳曲が多い。 ソロ1作目の…
前回のつづき。 「晴れのちBLUE BOY」と言えば、元ネタはアダム&ジ・アンツ。 どちらもリアルタイムで聞いていたにもかかわらず、当時15歳だった自分はそのことに気づいてなかった。 確認してみると、アダム&ジ・アンツがツインドラムのジャングルビートで…
前回のつづき。 吉田建、柴山和彦と言えば、沢田研二のバックをつとめたエキゾティクス。 「ストリッパー」「6番目のユウウツ」あたりは今聴いても普通にかっこよくて、全然古くなっていない。 中でも、岡村靖幸もカバーした大沢誉志幸作の「晴れのち BLUE B…
ポンタやチャボと組んでロックになる前のニューウェイブ期は、泉谷しげるが最も売れてなかった時代だけれども、個人的に泉谷を聴くのはその時期のものだけです。 特にこの2枚組(アナログ時代は)ライヴは傑作。 バンドは吉田建、鈴木さえ子、柴山和彦ら。 …
大阪のOL2人組のユニット。 思いついたことを何でも節操なくぶっ込んでくる感じが大阪的だったりややアマチュアっぽかったりするんだけれども、この、下品になるギリギリ一歩手前って感じのメロディのセンスがものすごくツボ。 取ってつけたような突然の…
ギドン・クレーメルのピアソラ作品集はいろいろあるけれども、初めて聴いたのがこれで、あまりにもよかったのでその後何枚か聴いたけれど、やっぱりこれがいちばんいい。 素材が素材だけに、普段クラシックはほとんど聴かない自分のような耳にもすごくわかり…
最近は女の子でも上手なプレーヤーがすごく多くなったけれども、ゴーバンズの時代には、まともな演奏力のあるガールズ・バンドというのは日本にはほとんどなかった。 一度野音のイベントか何かで見た限りでは、ゴーバンズもやっぱり演奏力にはずいぶん難があ…
まさに精神安定剤的1枚。 癒やしの音楽というのは穏やかな人間が作るものではなく、本当に人を癒やす音楽は一度地獄を見た者にしか作れない。 これはキース・ジャレットが長い闘病生活からの回復途上に自宅で録音したソロ作品で、何よりも当人が最も癒やし…
「さすがの猿飛」の主題歌、「恋の呪文はスキトキメキトキス」は傑作で、当時高校生だったけれども、この主題歌を聴きたいがために毎週見てた。作曲は小林泉美。 伊藤さやかは、うまくすれば第2の松田聖子になれるだけのポテンシャルを持っていたのではない…
「赤い公園が選ぶ20枚」という企画で津野米咲がこれを選んでいるのを見て、やっぱりこういうのが好きだったのかと思わず膝を打った。 ポップセンスのひねくれ方には確実に共通するものを感じます。 これはまさに歴史的名盤。 //
年度末で仕事が忙しくて疲れてくると、歌モノはしんどくなってくる。 かと言ってアンビエントやソロ・ピアノとかだとすぐ寝てしまう。 ペンギン・カフェは、こちらがどんなコンディションでも安定して聴けるところがすばらしい。 1枚目とかが定番なのだろう…
津野米咲の天才ぶりにはもう脱帽。 このアルバムでは、さすがにそろそろある程度売らなきゃならないという流れになってきたと見えて、かなりポップに寄せてきたけれども、津野の変態的ひねり技も十分に味わえる。 個人的にはこのくらいのバランスがベストの…
メロディー感のあるミニマリズム、みたいなのが好物なんだけれども、こんな傑作が12年も前に出ていたのを聴き逃していた。 細野とユキヒロの組み合わせは実は絶妙なのかも。 細野ひとりだとおそらくもっと実験的でアンビエントな方法論に寄りがちで、逆に高…
二十歳の宅録女子、ラブリーサマーちゃん。 サウンドはほんとに宅録のデモテープではないかというくらいのクオリティ。 特に歌録りなんかは、部屋であんまり大きな声出すとお母さんにしかられるから布団かぶってそーっと歌いました、みたいな感じなんだけど…
(前回のつづき) そして再注文して届いた LP-2020A+。 1回目とは別の業者の販売。 値段は同じ3,500円だけど、今度はアダプタだけでなく、ステレオミニ→RCAピンのケーブルまでついてる。 箱もちゃんと型番どおりで…… 中身も注文どおりの型番! 当たり前だけ…
S-KEN の80年代のアルバムがリマスターされていることに気付いて聴いてみる。 25年ぶりくらいに聴いたと思うけど、古くなっているかと思ったら、今聴いても全然いいな。 リマスターの塩梅がいい。 窪田晴男、キレッキレ。 小田原豊も若くてハツラツとしたプ…
何年か前からネットで話題の中華製品、LEPY社製のデジタルアンプを、中1の娘用に買ってみようと思い立ち、 amazon で検索。 超ハイCP で「神アンプ」として崇められた旧モデルの LP-2020 が LP-2020A+ へと進化し、今はさらに LP-2024A+ というのが最新モデ…