うるう日記

日々の音楽、ときどきオーディオ、楽器。 4年で1000枚のアーカイヴを目指します……

ロック(英)

Kisses on the Bottom / Paul McCartney キス・オン・ザ・ボトム/ポール・マッカートニー

ポールのジャズ・スタンダード集。 これは企画だけで大成功。めちゃくちゃなごみます。 録音もとてもよくて、高級オーディオで聴いてみたくなる。 ラスト曲「Only Our Hearts」のスティービー・ワンダーのハープでまた落涙。 //

Starless and Bible Black / King Crimson  暗黒の世界/キング・クリムゾン

去年のグレッグ・レイクに続いて、今度はジョン・ウェットンの訃報。 続くなあ、それにしても……。 お弔いにどれを聴くべきか。 エイジア、では決してありません。 「RED」と迷ったけど、やっぱり個人的に最初のジョン・ウェットン体験だったこれにします。 //

Imperial Bedroom / Elvis Costello & the Attractions インペリアル・ベッドルーム/エルビス・コステロ

ああ、コステロ、しかも初期のコステロを聴くのなんていったい何年ぶりだろうか……。 「ビヨンド・ビリーフ」や「マン・アウト・オブ・タイム」を聴いて、なんとかっこいい音楽かと震えたのは中学生の頃だったのか、高校生の頃だったのか……。 検索しても見つ…

Lodger / David Bowie ロジャー/デヴィッド・ボウイ

今日1月8日は、デヴィッド・ボウイの誕生日なんですな。 ボウイをどれか1枚、っていうのはものすごく難しいのだけれども、あえて選ぶならこれ。 または、「Heroes」 あるいは、「Low」 もしくは、「Scary Monsters」かな………… //

Best of Wham! - If You Were There ザ・ベスト/ワム!

今度はなんとジョージ・マイケルの訃報。 不覚にもうちにはベスト盤が1枚あるだけでした。 個人的にいちばん印象深いのは「I'm Your Man」。 それにしても53歳は早すぎますな……。 //

In the Wake of Poseidon / King Crimson ポセイドンのめざめ/キング・クリムゾン

グレッグ・レイクの訃報。 大御所の訃報が多いなあ、しかし……。 EL&P はほとんど聴いてこなかったので、個人的にはグレッグ・レイクと言えばクリムゾン。 あえて「宮殿」じゃなくて、このセカンドの方を。 前半は特に「宮殿」の構成をまんまなぞった、露骨…

Black Sea / XTC ブラック・シー/XTC

ものすごく久しぶりにちゃんと聴いたら、あまりのかっこよさにあらためて悶絶。 スティーヴ・リリーホワイトのゲート・リバーブ・サウンドは過去の遺物かと思いきや、さにあらず。 「リビング・スルー・アナザー・キューバ」の超ハイピッチなスネアや、「タ…

Youthquake / Dead of Alive ユースクエイク/デッド・オア・アライブ

ピート・バーンズの訃報。 デッド・オア・アライブ、持ってたかなあと思って探したら、持ってた。 グラム・ロックの後産みたいな、この手の英国産キワモノ系一発屋は基本的にみんな好き。 ドクター&ザ・メディックスとか、ジグ・ジグ・スパトニックとか、カ…

Aftermath / The Rolling Stones アフターマス/ローリング・ストーンズ

最初期のエネルギー感にブライアン・ジョーンズ臭が加わってきたこの時期もやっぱ捨てがたい。 少し前に進研ゼミだったか何かのCMで「She's a Rainbow」が流れてきたときは、思わずグッと来て『サタニック・マジェスティーズ』を聴き直してしまった。 これは…

Out of our heads / The Rolling Stones アウト・オブ・アワ・ヘッズ/ローリング・ストーンズ

ビートルズ初期のジョン・レノンの、目映いほどの溌剌とした生命力に勝るものは、このジャンルにはないと思うのだけれども、初期ストーンズのこのイケイケな不良のエネルギー満ち溢れる感じもやっぱそれに匹敵するな、と。 結局、ビートルズもストーンズもフ…

Let It Bleed / The Rolling Stones レット・イット・ブリード/ローリング・ストーンズ

ストーンズ、11年ぶりの新譜だそうで、特にストーンズフリークというわけではないけれども、なんかすごくいいニュース。 しかも、どブルースのカバー集っていうのがまた、なるほどさすがっちゅうか。 そりゃもう今さら新曲作ってどーのこーのっていうアレじ…

How Dare You! / 10cc びっくり電話/10cc

10cc は初期も好きだし、ゴドレイ&クレームが抜けてからも好きだけども、1枚選べと言われたらやっぱりこれ。 あらゆるジャンルがリバイバルし尽くされたと思うけれども、ここまでシアトリカルなロックはこの時代特有のもので、後にも先にも似たものがない…

Houses of the Holy / Led Zeppelin 聖なる館/レッド・ツェッペリン

中1の頃に洋楽を聴き始めて、最初はワケのわからないままにプログレやニューウェイヴから入ってしまったもんだから、ビートルズもストーンズも知らないうちから先にイエスやキング・クリムゾンが好きになってしまった。 それで、ツェッペリンを聴いてみよう…

Mid Air / Paul Buchanan

ブルー・ナイルのボーカリスト、ポール・ブキャナンの初ソロ。 年をとるにつれて体力が落ちているのか、ファンクやハードロックを聴く頻度がどんどん落ちてきて、うっかりするとこういうのばっかり聴いてしまう。 そんで、聴きながら寝てしまう。 //

Make It Big / Wham! メイク・イット・ビッグ/ワム!

内山高志の王座陥落があまりにショックでいまだにモヤモヤする。 ラスベガスでウォータースとやれてたら……とか考え始めると悔しすぎる。 そのモヤモヤを、今日は井上尚弥が派手なKO防衛で少しは解消させてくれるかと思ったら、まさかの判定勝負に。 どうも途…

ニュー・ブーツ・アンド・パンティーズ/イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズ New Boots and Panties!! / Ian Dury & the Blockheads

WOWOW でイアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズの78年ドイツでのライヴっていうのを放送したのを、1回目見逃して、再放送はぬかりなく録画予約したつもりがHDDの残量が足りなくていいところで切れていた。 悔しまぎれにCDを聴く。 おそらくはソングライタ…

Vampower と Akima & Neos

布袋寅泰はじめ、マーク・ボラン信者は日本のミュージシャンにも数多いけれども、中でも熱狂的なボラン・フリーク、マルコシアス・バンプのアキマツネオは、特に機材面における徹底したマニアぶりで知られる。 全盛期のマーク・ボランが使っていたアンプは、…

グレイト・ヒッツ/T. レックス GREAT HITS / T. Rex

中学から高校にかけて、このアルバムを一体何回聴いたことやら。 曲もアレンジもサウンドも、すべてが独特にデタラメで、すべてがワンパターンなのに、なぜこんなにも古くならないのか。 死後のリリース数の多さでは、ジミ・ヘンかマーク・ボランかというく…

ストリップ/アダム・アント Strip / Adam Ant

前回のつづき。 アダム&ジ・アンツは一気に大ブレイクして、結局あのジャングルビートのパターンから抜け出せないままに短期間で解散してしまったので、一発屋的なイメージが強いけれども、実はその後のアダム・アントのソロにも佳曲が多い。 ソロ1作目の…

アダムの王国/アダム&ジ・アンツ King of the Wild Frontier / Adam & the Ants

前回のつづき。 「晴れのちBLUE BOY」と言えば、元ネタはアダム&ジ・アンツ。 どちらもリアルタイムで聞いていたにもかかわらず、当時15歳だった自分はそのことに気づいてなかった。 確認してみると、アダム&ジ・アンツがツインドラムのジャングルビートで…