うるう日記

日々の音楽、ときどきオーディオ、楽器。 4年で1000枚のアーカイヴを目指します……

3776を聴かない理由があるとすれば/3776

なるほど、これはものすごいな。

フランク・ザッパポップ・グループ、PIL、チャクラ……といったあたりを連想したけれども、Amazonのレビューなんか見ると、XTCとかピチカートとか戸川純とかをあげている人も。

 

いずれにせよ、80年代ニューウェイヴ、それもかなりとんがった方の臭いがプンプンする。

それに屈折したポップ感覚とプログレ臭が加味された完全なコンセプト・アルバム。

歌いこなしてる井出ちよのがすごい。

 

Time Out of Mind / Bob Dylan タイム・アウト・オブ・マインド/ボブ・ディラン

ノーベル賞記念に何かと思ったけれども、ボブ・ディランはほぼ全く通過してなくて、何も思い入れがない。

唯一これは出たときにやたら評判がよくて、試しに聴いてみたら、なるほどよいなと思ったアルバム。

聴くのはその時以来かとおもうけれども、改めて聴いてみたらやっぱりよい。

プロデュースはダニエル・ラノワ。

 

詞もまともに読んだことがないから、一度ちゃんと読んでみようかしら。

 

Aftermath / The Rolling Stones アフターマス/ローリング・ストーンズ

最初期のエネルギー感にブライアン・ジョーンズ臭が加わってきたこの時期もやっぱ捨てがたい。

少し前に進研ゼミだったか何かのCMで「She's a Rainbow」が流れてきたときは、思わずグッと来て『サタニック・マジェスティーズ』を聴き直してしまった。

 

これはアメリカ盤。

 

Out of our heads / The Rolling Stones アウト・オブ・アワ・ヘッズ/ローリング・ストーンズ

ビートルズ初期のジョン・レノンの、目映いほどの溌剌とした生命力に勝るものは、このジャンルにはないと思うのだけれども、初期ストーンズのこのイケイケな不良のエネルギー満ち溢れる感じもやっぱそれに匹敵するな、と。

 

結局、ビートルズストーンズもフーもキンクスも、他のバンドとは持ってるエネルギー量が最初から違うのだな。

 

これはUK盤の方。

 

Let It Bleed / The Rolling Stones レット・イット・ブリード/ローリング・ストーンズ

ストーンズ、11年ぶりの新譜だそうで、特にストーンズフリークというわけではないけれども、なんかすごくいいニュース。

しかも、どブルースのカバー集っていうのがまた、なるほどさすがっちゅうか。

そりゃもう今さら新曲作ってどーのこーのっていうアレじゃないわな。

 

景気づけに、自宅で一人ストーンズ週間開催。

最初期も好きなんだけれども、まず1枚、っていうと、やっぱこれか。

 

Feminina & gue a Luz / Joyce フェミニーナ & 水と光/ジョイス

8月にイヴァン・リンスと一緒の来日公演があったそうで。

 

「フェミニーナ」が80年、「水と光」が81年作の2in1。

録音もすごくよくて、なんちゅうか、押し出しが強くてちょっと独特な、芯の太いとっても気持ちいい音。

文句なしの名盤。

 

BRAZIL CLASSICS 1: BELEZA TROPICAL ベレーザ・トロピカル

時節柄、ブラジル音楽を、と思ってるうちにオリンピック終わってしまった。

 

ブラジル音楽を聞くきっかけになったのは、デビッド・バーン編集によるこの27年前のこのコンピレーション。

カエターノ・ヴェローゾも、ジョルジ・ベンも、ジルベルト・ジルも、みんなこのレコードで知った。