うるう日記

日々の音楽、ときどきオーディオ、楽器。 4年で1000枚のアーカイヴを目指します……

70's

オールタイムベスト~CUARENTA~/南佳孝

南佳孝をちゃんと聴いたことがなくて、なんとなく聴いてみたらこれがめちゃくちゃよくて、ヘビロテ中。 特に70年代、特に最初期が素晴らしいです。 SHOWBOAT からデビューした、っていうことは知識としては知ってたんだけど。 だから1枚目の「摩天楼のヒ…

西城秀樹ゴールデン・ヒット・デラックス16/西城秀樹

秀樹にリアルタイムで夢中になったのは、記憶の確かな限りでは、「薔薇の鎖」がヒットしている頃だったので、1974年。小学校1年生の頃、ということになる。 その前年に「情熱の嵐」があって、それもテレビで見て聞いていたのだろうと思うけれども、そこはは…

Careless / Stephen Bishop ケアレス/スティーブン・ビショップ

更新をサボっている間に年が明けてしまいました。 おめでとうございます。 今年最初に聴いたアルバムはこれ。 理由はゼロでただ何となく。 自分の中では「夏にエアコンがよく効いた部屋で聴くアルバム」という決め事があったのだけれども、冷え込んだ日にス…

cover 70's/柴田淳

「異邦人」「みずいろの雨」「迷い道」「あなた」「木綿のハンカチーフ」「飛んでイスタンブール」「青春の影」「秋桜」「東京」「スカイレストラン」「22歳の別れ」「Mr.サマータイム」という全12曲、神をも恐れぬド直球の選曲で、しかも大半の曲はほとんど…

酔醒/古井戸

山Pをテレビで見かける度に、若い頃のチャボを思い出すのは……私だけですかね、やはり。 メンタリティが真逆方向に百万光年離れているけれども、ルックスだけならチャボはジャニーズとしてもイケたんじゃないか、という珍説。 このアルバムは「私の風来坊」…

Just A Stone's Throw Away / Valerie Carter 愛はすぐそばに/ヴァレリー・カーター

ヴァレリー・カーターの訃報。 名作「Wild Child」がなぜか見当たらないので、今日はこっちのファースト・ソロで。 これも大好き。 適度にアメリカ臭く、つまり泥臭く、適度に洗練されていて、その塩梅が絶妙でどストライク。 録音も演奏もギターの音色も素…

Bobby Charles / Bobby Charles  ボビー・チャールズ/ボビー・チャールズ

レオン・ラッセルでスワンピーな気分になったので、今日は個人的にスワンペストなこれ。 アメリカのこういうレイドバックした感じは、実は共和党的なメンタリティと親和性が高かったりするのかなあなどということは考えたりせずに、ひたすらまったりして聴き…

Leon Russell / Leon Russell レオン・ラッセル/レオン・ラッセル

今度はレオン・ラッセルの訃報。 もうどんどん大御所が鬼籍に。 ベタですが、レオン・ラッセルはこのファーストしか知らないので。 「A Song for You」だけじゃない、スワンプ・ロックの傑作。 改めて聴くと録音もいい感じ。 ご冥福をお祈りします。 //

Waterloo / ABBA 恋のウォータールー/アバ

オリジナル・アルバムにも手を出してみる。 ABBA は分厚いコーラスワークがもちろんいいんだけれども、なんちゅうか、結局はこの過剰なエネルギー感みたいなところなのかな、と。 ポップ後進国の野暮ったさや、それ故の気負いや、力入りすぎてるところがある…

Live at Wembley Arena / ABBA ライヴ・アット・ウェンブリー/アバ

2年ほど前に出てたらしい、ABBA 1979年のライヴ音源。 これ、すげえ。 レンタルで済ませちゃったからバンドメンバーがわからないんだけれども、CDにはクレジットあるんだろうか。 バンドも完璧だし、歌もめちゃくちゃ上手い。 Amazonの説明には、オーバーダ…

How Dare You! / 10cc びっくり電話/10cc

10cc は初期も好きだし、ゴドレイ&クレームが抜けてからも好きだけども、1枚選べと言われたらやっぱりこれ。 あらゆるジャンルがリバイバルし尽くされたと思うけれども、ここまでシアトリカルなロックはこの時代特有のもので、後にも先にも似たものがない…

P-Funk Earth Tour / Parliament ライヴ! P-ファンク・アース・ツアー/パーラメント

やっぱこっちもすごいよな……。 1曲目、キックの4つ打ちとバーニーのリフでそろっと始まって、フレッド・ウェズリーのソロで軽くあっためた後、メイシオがクールに引き継いで、バーニーがまたフリーキーにかきまぜてじらす。そんでもって、さあ来るぞ来るぞ…

Houses of the Holy / Led Zeppelin 聖なる館/レッド・ツェッペリン

中1の頃に洋楽を聴き始めて、最初はワケのわからないままにプログレやニューウェイヴから入ってしまったもんだから、ビートルズもストーンズも知らないうちから先にイエスやキング・クリムゾンが好きになってしまった。 それで、ツェッペリンを聴いてみよう…

Naked Songs / Al Kooper 赤心の歌/アル・クーパー

このところ何故かまたにわかに毎晩のごとくアル・クーパー。 こういうガッツリとしたブルースのフィーリングが土台にあるブルーアイド・ソウルっていうのは、もう現代人にはできないんじゃないか。 という意味で、2010年代の耳で聴いてもすごく新鮮。 //

ニュー・ブーツ・アンド・パンティーズ/イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズ New Boots and Panties!! / Ian Dury & the Blockheads

WOWOW でイアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズの78年ドイツでのライヴっていうのを放送したのを、1回目見逃して、再放送はぬかりなく録画予約したつもりがHDDの残量が足りなくていいところで切れていた。 悔しまぎれにCDを聴く。 おそらくはソングライタ…

Vampower と Akima & Neos

布袋寅泰はじめ、マーク・ボラン信者は日本のミュージシャンにも数多いけれども、中でも熱狂的なボラン・フリーク、マルコシアス・バンプのアキマツネオは、特に機材面における徹底したマニアぶりで知られる。 全盛期のマーク・ボランが使っていたアンプは、…

グレイト・ヒッツ/T. レックス GREAT HITS / T. Rex

中学から高校にかけて、このアルバムを一体何回聴いたことやら。 曲もアレンジもサウンドも、すべてが独特にデタラメで、すべてがワンパターンなのに、なぜこんなにも古くならないのか。 死後のリリース数の多さでは、ジミ・ヘンかマーク・ボランかというく…