うるう日記

日々の音楽、ときどきオーディオ、楽器。 4年で1000枚のアーカイヴを目指します……

Gaucho / Steely Dan

ウォルター・ベッカーの訃報。

これは無念。

 

お弔いにどれか1枚と考えるけれども、スティーリー・ダンに駄作なし。

最初期の、アメリカン・ロック・テイストの時代も、自分は好きであります。

 

迷ったけど、やっぱり、唯一ハイレゾ音源で持ってるこのアルバムで。

エイメン。

 

熱唱サマー/赤い公園

先月末は、赤い公園4人編成での最後のライヴ「熱唱祭り」に参戦。

MCでも千明脱退については一言も触れることなく、全く感傷モードなしで最後まで盛り上がったのがとてもよかった。

 

津野さんは相変わらずのキレッキレ。

ペダルを踏み込むときの所作とか、ますますかっこいい。

しびれます。

 

そして、今回特に印象的だったのが、うたこす。

前回名古屋で観たときと比べると、格段によくなっていた。

前が不調だったのか、それとも、どんどん成長しているのか。

まだまだ全然若いし、これからが楽しみ。

津野さん見たさに、津野さんの真正面に陣取ったのだけれども、6(津野):4(うたこす)くらいでドラムにも目を奪われた。

 

これから3人になってどうするのかは、まだ津野さんたちにもはっきり見えていないらしい。

それでも3人で続けることだけが決まっているとのこと。

ということは、千明がいつでも戻れるように席を開けておく、ということでしょう。たぶん。

 

3ピースの赤い公園、にも興味はあるけれども、やっぱり千明がまた戻るという選択肢は、是非とも残しておいてもらいたい。

 

cover 70's/柴田淳

「異邦人」「みずいろの雨」「迷い道」「あなた」「木綿のハンカチーフ」「飛んでイスタンブール」「青春の影」「秋桜」「東京」「スカイレストラン」「22歳の別れ」「Mr.サマータイム」という全12曲、神をも恐れぬド直球の選曲で、しかも大半の曲はほとんどカラオケかと思わんばかりのまんまアレンジ。

余程歌に自信がないとこれはできまい。

 

で、実際に歌はとてもよいし、まったく安心して聴けるクオリティなんだけれども、やっぱりちょっと選曲に意外性がなさすぎて、面白みには欠けます。

 

ゴールデン★アイドル/斉藤由貴

旬なので聴いてみた。

 

斉藤由貴がデビューしたときのかわいさは衝撃的で、瞬殺キュン死だったわけだけれども、割とすぐに忘れてしまって、だから知ってるのはデビュー曲(?)の「卒業」くらいだと思ってたら、disc 1 の曲はほとんどなんとなく知ってた。

 

アンニュイな曲調なのにゲートリバーブかかってたりするけれども、マスタリングも上手なのか、80年代のサウンドのいいところが随所に感じられて、予想以上の拾いもの。

 

斉藤由貴の歌も、記憶の中のイメージ以上にいい。て言うか、やっぱかわいい(笑)。

そこが魔性の女たるゆえんでしょうか。

 

CASSETTEFUL DAYS ~Japanese Pops Covers~/土岐麻子

ベストトラックは、ストリングス・アレンジがグッとくるスガシカオの「愛について」、かな。

「Hello, my friend」「くちびるヌード」もいい選曲。

 

熱狂雷舞/萩原健一

今日は何十年ぶりかにフジテレビでショーケンが歌ったらしいが見逃した。

何歌ったんだろ。

バンドのメンツは?

 

このアルバムは、珍しくショーケンが割とシラフな感じで、そういう意味では面白みに欠けるかもしれないけれども、速水清司、柳ジョージとレイニーウッドのプレイは溌剌としてます。

 

酔醒/古井戸

山Pをテレビで見かける度に、若い頃のチャボを思い出すのは……私だけですかね、やはり。

メンタリティが真逆方向に百万光年離れているけれども、ルックスだけならチャボはジャニーズとしてもイケたんじゃないか、という珍説。

このアルバムは「私の風来坊」が沁みます。