恋愛小説2~若葉のころ/原田知世
September、やさしさに包まれたなら、秘密の花園、木綿のハンカチーフ、キャンディ、年下の男の子、異邦人、夏に恋する女たち、夢先案内人、SWEET MEMORIES……
全10曲、これでもかと言わんばかりの、ベッタベタのド直球な選曲。
アレンジも奇をてらったようなところはほとんどない、真正面からの真っ向勝負。
直球過ぎて面白みには欠けるものの、それでこの品質に仕上がるのはさすがの力量と言う他ありますまい。
プロデュースは今回も伊藤ゴロー。
だんだんジャジーに傾いていく後半がよくて、個人的ベストトラックはずばり「異邦人」!
FOLK / ハンバート・ハンバート
選曲がナイス。
電気グルーヴ「N.O.」と、たま「さよなら人類」が特にナイス。
「プカプカ」や「生活の柄」も、いかにもだけどいい出来。
いくらフォークとは言え、ギターアレンジはもう少し凝ってほしかった気もするけど、敢えてのこの朴訥さなんでしょう。
Starless and Bible Black / King Crimson 暗黒の世界/キング・クリムゾン
去年のグレッグ・レイクに続いて、今度はジョン・ウェットンの訃報。
続くなあ、それにしても……。
お弔いにどれを聴くべきか。
エイジア、では決してありません。
「RED」と迷ったけど、やっぱり個人的に最初のジョン・ウェットン体験だったこれにします。