オリジナル・アルバムにも手を出してみる。
ABBA は分厚いコーラスワークがもちろんいいんだけれども、なんちゅうか、結局はこの過剰なエネルギー感みたいなところなのかな、と。
ポップ後進国の野暮ったさや、それ故の気負いや、力入りすぎてるところがあるわけだけれども、技術的な裏付けがちゃんとあるし、その微妙に過剰な熱量に心動かされてしまうっちゅうか。
昭和の歌謡曲にも通じるような。
こういうタイプの純朴でひたむきなパフォーマンスは、もはや21世紀には期待できないもんであって、やっぱりそういう郷愁が大きいんでしょうか。