Live at the Beverly Theater / P. Funk All stars ライヴ・イン・ハリウッド 1983 /Pファンク・オールスターズ
バーニー・ウォーレルのお弔いにと久しぶりにPファンクを聴いていたら止まらなくなった。
なんだかんだ言って、Pのファンならやっぱ最終的には、この「Live at the Beverly Theater」か、「P. Funk Earth Tour」のどっちかに落ち着くのではないか。
ライヴ・バンドとしての異常な完成度と演奏力を取るなら前者、むせ返るようなエネルギー感とブラックネス、全盛期の濃密な空気感を重視するなら後者、か。
個人的には「Live at the Beverly Theater」の方を一時期死ぬほど繰り返し聴いたけれども、改めて聴き直すとやっぱり「Earth Tour」も捨てがたい。
聴くのにも覚悟と体力がいるけど。
しかしこうやって聴き直してみると、結局どちらも1曲目はバーニー・ウォーレルがぶっ叩く「P. Funk」のリフで始まって、最後はやはりバーニーの変態シンセのフレーズがうねうねと飛び交って終わるのよな。
P のサウンド面での変態っぽさは、その過半がバーニー・ウォーレルのせいなのかもしれん、と、今更ながら。