歌謡曲
秀樹にリアルタイムで夢中になったのは、記憶の確かな限りでは、「薔薇の鎖」がヒットしている頃だったので、1974年。小学校1年生の頃、ということになる。 その前年に「情熱の嵐」があって、それもテレビで見て聞いていたのだろうと思うけれども、そこはは…
「異邦人」「みずいろの雨」「迷い道」「あなた」「木綿のハンカチーフ」「飛んでイスタンブール」「青春の影」「秋桜」「東京」「スカイレストラン」「22歳の別れ」「Mr.サマータイム」という全12曲、神をも恐れぬド直球の選曲で、しかも大半の曲はほとんど…
旬なので聴いてみた。 斉藤由貴がデビューしたときのかわいさは衝撃的で、瞬殺キュン死だったわけだけれども、割とすぐに忘れてしまって、だから知ってるのはデビュー曲(?)の「卒業」くらいだと思ってたら、disc 1 の曲はほとんどなんとなく知ってた。 ア…
今日は何十年ぶりかにフジテレビでショーケンが歌ったらしいが見逃した。 何歌ったんだろ。 バンドのメンツは? このアルバムは、珍しくショーケンが割とシラフな感じで、そういう意味では面白みに欠けるかもしれないけれども、速水清司、柳ジョージとレイニ…
面白いとは聞いていたけれども、想像以上に面白かった。 論旨はあちこちとっちらかってるけれども、思い入れの深さ、強さがしっかり伝わるとてもいい本。 歌謡曲論は多いけれども、これだけ長い期間の全体を見渡して語れる人は、確かに他にいないのかもしれ…
「もし憧れの歌手から楽曲制作を依頼されたら?」というコンセプトはナイスで、それを実現する実力とセンスもたいへん高い。 詞も笑えるし、アレンジも丁寧で冴えてます。 けれども、やっぱりこれはあくまでも企画モノ。ネタでしょう。 繰り返し聴こうという…
ヒデキのベストはいろいろあるけれども、いちばん網羅的なのは今のところこれ。 個人的には、70年代の曲だけでもいいので、B面曲も全て収録したものを是非とも出してほしいところ。 //
テレビ見てたら松田聖子の昔の名場面集みたいなのやってて、あらためてとんでもない歌の巧さに仰天。 昔のことなので、どう見てもめちゃくちゃなモニター環境だったり、オケが走りまくってたりもするんだけども、顔色一つ変えずにまったく正確に歌いこなす。…
なるほど、これはものすごいな。 フランク・ザッパ、ポップ・グループ、PIL、チャクラ……といったあたりを連想したけれども、Amazonのレビューなんか見ると、XTCとかピチカートとか戸川純とかをあげている人も。 いずれにせよ、80年代ニューウェイヴ、それも…
全シングルのAB面を収録して原寸大のジャケ写ブックレットが付くこのゴールデン☆アイドルのシリーズはどれも丁寧な仕事ぶりで完璧。 Blu-specCD2 の音も太くて好印象。 キャンディーズは全キャリアを通じて聴きどころが多いけれども、やっぱり初期がよくて、…
トシちゃんのまとまったベスト盤は、「田原俊彦A面コレクション」という2枚組がいちばん網羅的なんだけれども、これは80年代の発売で、あまりに音がショボい。 今普通に手に入るものはこの「Myこれ!クション 田原俊彦ベスト」くらいしかなさそう。 70~80…
ピーター・バラカンが BABY METAL のことを「まがい物」と言ったことでえらいことバッシングを受けてる。 その後もネット上では、BABY METAL は「まがい物」か否かみたいなことでいろんな人がいろんなことを言っているけれども、そういう問題ではないんじゃ…
前回のつづき。 吉田建、柴山和彦と言えば、沢田研二のバックをつとめたエキゾティクス。 「ストリッパー」「6番目のユウウツ」あたりは今聴いても普通にかっこよくて、全然古くなっていない。 中でも、岡村靖幸もカバーした大沢誉志幸作の「晴れのち BLUE B…
「さすがの猿飛」の主題歌、「恋の呪文はスキトキメキトキス」は傑作で、当時高校生だったけれども、この主題歌を聴きたいがために毎週見てた。作曲は小林泉美。 伊藤さやかは、うまくすれば第2の松田聖子になれるだけのポテンシャルを持っていたのではない…