うるう日記

日々の音楽、ときどきオーディオ、楽器。 4年で1000枚のアーカイヴを目指します……

ギター・マガジン 2017年4月号

70~80年代、黄金時代の歌謡曲をギター目線で特集した、これは正に神号。

全編読みどころ。

もとより歌謡曲、特に70年代の歌謡曲はミュージシャンのクレジットがほぼ皆無に等しく、誰が演奏しているのか、推測するしかなかった。

目からうろこの情報満載。

同じ企画を、ベース・マガジン、ドラム・マガジンでもやってほしい!

 

Purpose / Justin Bieber パーパス/ジャスティン・ビーバー

ソフトバンクのCMを見るたびに、無性に聴きたくなってしまう。

クオリティがすごい。

トレンドの取り入れ具合とか、とんがってる感じとキャッチーな部分とのバランス感覚とか、プロダクションがプロフェッショナルすぎる。

ボーカルの聴かせ方もめちゃくちゃ巧み。

欠点が見当たらん。

ゴージャスかつヒーリング的。

何曲か、たまらなく好きな曲がある(笑)。

最高っす。

 

瞼瞼/日食なつこ

赤い公園津野米咲が推してたので試し聴き。

なるほど、これはいかにも津野さん好みなオルタナ系のかっこよさ。

椎名林檎 meets ベン・フォールズ、っていうと単純すぎか。

メンヘラ風味も少々。

youtube 見たら、ルックスも男前な感じ。

かっこいい。

追跡します。

 

Just A Stone's Throw Away / Valerie Carter 愛はすぐそばに/ヴァレリー・カーター

ヴァレリー・カーターの訃報。

 

名作「Wild Child」がなぜか見当たらないので、今日はこっちのファースト・ソロで。

これも大好き。

適度にアメリカ臭く、つまり泥臭く、適度に洗練されていて、その塩梅が絶妙でどストライク。

録音も演奏もギターの音色も素晴らしい。

ローウェル・ジョージモーリス・ホワイト

ベースはチャック・レイニーが何曲か?

 

ご冥福をお祈りします。

 

ORIGATO PLASTICO / Plastics オリガト・プラスティコ/プラスチックス

インフルエンザA型にて療養中。

中西俊夫の訃報。

 

中1で本格的に音楽に興味持って、最初に買った日本のアーティストのアルバムが、このプラスチックスの2ndだったか、それともYMO「増殖」だったか、加藤和彦「うたかたのオペラ」だったか、またはP-MODELの「ポプリ」だったか。

とにかくそういう時期に買ったレコードなので、死ぬほど繰り返し聴きました。

音楽的には素人集団で、佐久間正英ひとりで成立させていたらしいけれども、歌は佐藤チカより中西俊夫の声が好きで、だから1曲めの「Ignore」とラストの「Desolate」がいちばん気に入ってました。

いまだにプラスチックスはこのアルバムしか持ってません。

 

ご冥福をお祈りします。

 

This Time / Al Jarreau ディス・タイム/アル・ジャロウ

数日前のニュースですが、今度はアル・ジャロウの訃報。

 

これ1枚しか持ってなかったけど、やっぱりチック・コリアの「SPAIN」は超名演。

スティーヴ・ガッド、エイブラハム・ラボリエル、ラリー・ウィリアムスというメンツに、プロデュースはJ・グレイドンで、完璧な西海岸AORサウンド。

日曜の午後にまったり聴くには最高。

 

ご冥福をお祈りします。

 

恋愛小説2~若葉のころ/原田知世

September、やさしさに包まれたなら、秘密の花園、木綿のハンカチーフ、キャンディ、年下の男の子、異邦人、夏に恋する女たち、夢先案内人、SWEET MEMORIES……

全10曲、これでもかと言わんばかりの、ベッタベタのド直球な選曲。

アレンジも奇をてらったようなところはほとんどない、真正面からの真っ向勝負。

直球過ぎて面白みには欠けるものの、それでこの品質に仕上がるのはさすがの力量と言う他ありますまい。

プロデュースは今回も伊藤ゴロー。

だんだんジャジーに傾いていく後半がよくて、個人的ベストトラックはずばり「異邦人」!